十常侍(じゅうじょうじ) 桃園の巻

内容

帝に仕える張均(ちょうきん)は劉備に声をかけ、劉備の現状を知る。
その後、帝に拝謁し、十常侍(じゅうじょうじ)の者たちが悪政を行っていると、帝に申し上げる。
すると突然、十常侍(じゅうじょうじ)の者たちが現れたため、張均(ちょうきん)は目がくらんで倒れる。
のちに、張均(ちょうきん)は医師から薬をもらい、それを飲むとそのまま亡くなった。

その後、黄巾賊平定の第二期恩賞が実施され、劉備は中山府(ちゅうざんふ)の安喜県(あんきけん)の尉(い)という官職につく。

春になり、督郵(とくゆう)が安喜県(あんきけん)の調査にやってきた。
劉備は督郵(とくゆう)に賄賂を渡さないため、督郵(とくゆう)は劉備に対して嘘の罪をでっちあげ、都へ訴状を送る。

百姓たちは、劉備が罰せられると聞き、督郵(とくゆう)のもとへ駆け込む。
しかし役所の門の外に叩き出される。
そこに酒に酔った張飛が通りかかり、百姓たちから事情を聞く。

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