序(じょ)
- 三国志は今から約千八百年前の古典である
- 新聞小説で長篇執筆を試みる
- 後漢の第十二代霊帝の代から武帝が呉を亡ぼす太康元年までのおよそ百十二年間にわたる治乱を書く
- 原本には「通俗三国志」「三国志演義」等があるが、わたくし流に書く
- 少年の頃、久保天随の演義三国志を夜遅くまで読み、父に寝ろ寝ろと叱られたことが思い出される
桃園の巻(とうえんのまき)
- 後漢の建寧元年八月から物語は始まる
- 劉備は二十四、五歳、蓆を織り、簾をつくり、それを売って生活している。
- 劉備は商売の帰りに母の大好物な茶を買うため、洛陽船を待つ
- 劉備は手持ちの金では足りず、剣の緒についている琅玕の珠も渡して茶を買う
- その日の夜半、黄巾賊が劉備の泊まる街を襲う
- 劉備は街を離れ、山道まで逃げる
- 途中、劉備は黄巾賊の別隊に捕らえられる
- 劉備は黄巾賊とともに北へ進む
黄巾賊(こうきんぞく)
- 劉備が琅玕の珠を渡して茶を買う
- 劉備が黄巾賊に拉致される
流行る童歌(はやるどうか)
- 馬元義らが荒れ果てた寺に立ち寄る
- 馬元義が劉備を黄巾党に誘う
白芙蓉(びゃくふよう)
- 劉備と芙蓉が黄巾賊から逃げる
張飛卒(ちょうひそつ)
- 張飛が黄巾賊から劉備を救う
桑の家(くわのいえ)
- 劉備の母が土産の茶を河へ投げ捨てる
橋畔風談(きょうはんふうだん)
- 劉備と張飛が再会する
童学草舎(どうがくそうしゃ)
- 張飛が関門と居酒屋で大暴れする
三花一瓶(さんかいっぺい)
- 関羽が関門の兵から張飛を救う
- 劉備と関羽が出会う
義盟(ぎめい)
- 桃園の誓い
転戦(てんせん)
- 劉備軍が黄巾賊と戦う
- 劉備と曹操が出会う
檻車(かんしゃ)
- 盧植が檻車で都へ送られる
- 劉備が黄巾賊に追われる董卓を救う
秋風陣(しゅうふうじん)
- 官軍が黄巾の乱を平定する
十常侍(じゅうじょうじ)
- 劉備が中山府安喜県尉となる
- 督郵が安喜県を巡察する
打風乱柳(だふうらんりゅう)
- 張飛が督郵を柳の枝で鞭打つ
- 劉備が県尉を捨てる
岳南の佳人(がくなんのかじん)
- 劉恢が劉備らを食客として迎える
- 劉備と芙蓉が再会する
故園(こえん)
- 巡察使が来るため劉備らは劉恢から離れる
- 劉備は故郷へ帰り、母に叱られる
乱兆(らんちょう)
- 劉虞・劉備が漁陽の乱を平定する
- 劉備が平原県令となる
- 霊帝崩御
- 何進が劉弁を帝に即位させる
舞刀飛首(ぶとうひしゅ)
- 蹇碩が何者かに槍で突かれて命を落とす
- 何后・何進が董太后を河間へ移し命を奪う
- 張譲が何進を斬る
蛍の彷徨(ほたるのさまよい)
- 袁紹・呉匡は宦官を手当たり次第に斬る
- 張譲・段珪が帝と陳留王を連れて逃げる
- 閔貢が帝と陳留王を探しだし都へ向かう
- 陳留王が董卓の無礼を叱る
呂布(りょふ)
- 董卓の主張に丁原・盧植が反対する
- 丁原と呂布が董卓の陣を攻める
赤兎馬(せきとば)
- 呂布が李粛に口説かれ、丁原の首を獲る
- 董卓が陳留王を帝に即位させる
- 董卓が相国となる
春園走獣(しゅんえんそうじゅう)
- 李儒が廃帝の弘農王・何太后の命を奪う
- 王允が曹操に七宝剣を授ける
白面郎「曹操」(はくめんろう「そうそう」)
- 少年・青年時代の曹操のエピソード
- 治世の能臣、乱世の姦雄
- 曹操が董卓の命を奪うことに失敗し逃亡
群星の巻(ぐんせいのまき)
偽忠狼心(ぎちゅうろうしん)
- 逃げる曹操が関所で捕らえられる
- 陳宮が曹操を救い共に逃げる
- 曹操が父の友人である呂伯奢を斬る
- 「我をして天下の人に反かしむるとも」
競う南風(きそうなんぷう)
- 曹操らが父のいる河南の陳留に着く
- 曹操の呼びかけに十七か国の雄が集結
- 劉備・関羽・張飛が公孫瓚軍に合流
江東の虎(こうとうのとら)
- 孫堅十七歳の頃のエピソード
- 鮑忠が抜け駆けするが華雄に斬られる
- 孫堅軍と華雄軍が汜水関で戦う
- 孫堅軍へ兵糧を送らず
関羽一杯の酒(かんういっぱいのさけ)
- 孫堅軍が華雄軍に敗れる
- 華雄軍が袁紹らのいる本陣に迫る
- 関羽が華雄を斬り、まだ温かい酒を飲む
虎牢関(ころうかん)
- 虎牢関の三戦(呂布対張飛・関羽・劉備)
洛陽落日賦(らくようらくじつふ)
- 孫堅が兵糧を送らなかった袁術に詰め寄る
- 董卓が長安に都を遷す
- 曹操軍が董卓追撃に向かう
- 李儒の謀計にはまり曹操軍が大敗する
生死一川(せいしいつせん)
- 徐栄軍が曹操軍を追撃する
珠(たま)
- 孫堅が伝国の玉璽を得る
白馬将軍(はくばしょうぐん)
- 反董卓軍の諸侯らが本国へ帰る
- 袁紹が韓馥から冀州を奪う
- 袁紹と公孫瓚が戦う
- 劉備と趙雲が出会う
溯江(そこう)
- 董卓の仲介により袁紹と公孫瓚が和睦する
- 劉備が平原の相になる
- 孫堅が荊州に攻め入る
石(いし)
- 孫堅が巨大な岩に押しつぶされる
- 孫堅軍の黄蓋は劉表軍の黄祖を生け捕る
- 孫堅の屍と黄祖を交換し和睦する
牡丹亭(ぼたんてい)
- 王允が貂蝉に犠牲になってくれと頼む
傾国(けいこく)
- 王允が貂蝉を呂布へ与えると約束する
- 董卓が貂蝉を持ち帰る
痴蝶鏡(ちちょうきょう)
- 呂布が董卓の室にいる貂蝉を見る
絶纓の会(ぜつえいのかい)
- 董卓が呂布と貂蝉との密会を見る
天颷(てんぴょう)
- 王允と呂布と李粛が董卓を討つ策を練る
人間燈(にんげんとう)
- 呂布が董卓を斬る
- 董卓の屍の臍に立つ蠟燭の火が消えない
- 貂蝉が命を絶つ
大権転々(たいけんてんてん)
- 西涼地方へ逃げた董卓旧臣が長安を攻める
- 王允が門楼のうえから身を投げる
- 李傕・郭汜・樊稠・張済に官職が与えられる
秋雨の頃(あきさめのころ)
- 荀彧・荀攸・程昱・郭嘉・典韋が曹操に仕える
- 護送役の張闓が曹操の父である曹嵩を斬る
- 嚇怒した曹操が徐州攻めに向かう
- 劉備が趙雲を借りて徐州へ入る
死活往来(しかつおうらい)
- 劉備が停戦勧告の一文を曹操へ送る
- 曹操が留守の兗州を、呂布が攻める
- 曹操と呂布が濮陽で戦う
牛と「いなご」(うしと「いなご」)
- いなごの災害により曹操は軍をひく
- 陶謙が亡くなり劉備が太守牌印を受領する
- 許褚が曹操に仕える
愚兄と賢弟(ぐけいとけんてい)
- 呂布軍の二将が守る兗州の城を曹操が奪還
- 田氏が呂布を裏切り濮陽の城を曹操へ献上
- 徐州の劉備が呂布を迎え入れる
- 呂布が小沛へ移り住む
毒と毒(どくとどく)
- 楊彪の策により郭汜と李傕が戦う
- 李傕が献帝と皇后を郿塢城へ移して監禁
草莽の巻(そうもうのまき)
巫女(みこ)
- 宋果と楊奉が反乱を起こすが失敗する
- 張済が仲裁に入り、李傕と郭汜が和解する
- 帝と皇后が張済の勧めで弘農へ向かわれる
- 郭汜の兵馬が帝の御車を追う
緑林の宮(りょくりんのみや)
- 徐晃が郭汜と李傕の兵馬を蹴散らす
- 郭汜と李傕が楊奉の陣を襲い、帝が脱出
- 詔書により白波帥が郭汜・李傕の軍に対抗
改元(かいげん)
- 帝が洛陽へ還られ、建安元年と改元する
- 勅使が曹操のもとへ向かう
- 李傕・郭汜の軍が洛陽へ向かい、帝は脱出
- 夏侯惇らが帝に合流、李傕・郭汜軍を破る
- 曹操が上洛する
火星と金星(かせいときんせい)
- 賈詡が李傕と郭汜に降服をすすめる
- 李傕と郭汜が激怒し賈詡に謹慎を命じる
- 賈詡が逃亡する
- 李傕と郭汜が曹操に大敗、西の方へ逃げる
- 楊奉と韓暹が宮門の兵を誘い、姿を消す
- 許昌へ遷都。帝と曹操が洛陽を出発する
- 楊奉・韓暹が曹操の軍を猛襲する
- 徐晃と許褚が戦う
- 満寵が徐晃と会う
両虎競食の計(りょうこきょうしょくのけい)
- 徐晃が曹操の臣下となる
- 曹操が大将軍武平侯となる
- 荀彧が曹操に進言(二虎競食の計)
禁酒砕杯の約(きんしゅさいはいのやく)
- 荀彧が曹操に進言(駆虎呑狼の計)
- 劉備・関羽が南陽へ、張飛が徐州に残る
- 劉備軍と袁術軍が戦う
- 張飛が酒を飲み、曹豹を撲る
- 曹豹が寝返り、呂布が徐州城を占領
母と妻と友(ははとつまととも)
- 張飛が劉備に詫びる
- 袁術と呂布が密盟を結ぶ
- 袁術が呂布に約束した財貨を反故にする
- 呂布の招きにより、劉備が小沛に住む
大江の魚(たいこうのうお)
- 孫策が袁術に玉璽を預け、兵馬を借りる
- 孫策軍に周瑜・張昭・張紘が加わる
神亭廟(しんていびょう)
- 孫策軍と牛渚の砦を守る張英軍が戦う
- 孫策が光武帝の御霊廟の祭を行う
好敵手(こうてきしゅ)
- 孫策が劉繇の布陣を探る
- 孫策と太史慈がぶつかる
小覇王(しょうはおう)
- 劉繇が荊州へ落ちる
- 孫策軍が劉繇の残党が籠る秣陵城を攻める
日時計(ひどけい)
- 孫策軍が涇県の城に籠る太史慈を攻める
- 太史慈が孫策の臣下となる
- 太史慈が精兵三千を集めて戻る
名医(めいい)
- 孫策軍と厳白虎が戦う
- 孫策軍と王朗軍が戦う
- 華陀が周泰の傷を治す
平和主義者(へいわしゅぎしゃ)
- 孫策が江南江東八十一州を治める
- 袁術が呂布に莫大な財貨を贈る
- 紀霊の軍が劉備のいる小沛へ進軍する
- 呂布が轅門の戟を射る
花嫁(はなよめ)
- 袁術が呂布の娘との縁談をもちかける
- 陳珪の進言により、呂布が輿入れを中止
馬盗人(うまぬすびと)
- 張飛が呂布の軍馬を強奪する
- 呂布が激怒。小沛にいる劉備を攻める
- 劉備が城を捨て、許都へ落ちる
胡弓夫人(こきゅうふじん)
- 曹操が劉備を迎え入れる
- 荀彧が劉備を斬れと進言。郭嘉が反対する
- 劉備が予州の牧に任命される
- 張繍が籠る宛城を曹操が攻め入る
- 降伏の使者賈詡が曹操の陣へ赴く
- 曹操が鄒氏を呼ぶ
淯水は紅し(いくすいはあかし)
- 賈詡が張繍に曹操攻略の策を進言する
- 張繍軍が曹昂・曹安民・典韋を討つ
- 青州兵が曹操に于禁が謀反したと訴える
- 曹操軍が許昌へ兵を退く
- 陳登が袁術家臣の韓胤を曹操へ差し出す
陳大夫(ちんたいふ)
- 曹操が宴を開き、陳登を歓待する
- 袁術が激怒。呂布のいる徐州へ進軍する
増長冠(ぞうちょうかん)
- 陳珪が袁術臣下の韓暹に会う
- 袁術軍が七路より呂布の徐州城を攻める
- 楊奉・韓暹の軍が裏切り、袁術軍を討つ
- 関羽が参戦。逃げる袁術軍を追い詰める
仲秋荒天(ちゅうしゅうこうてん)
- 孫策に袁術討伐の朝命が下る
- 孫策が曹操へ急書を送る
- 曹操が袁術討伐へ向かう
- 劉備・呂布・孫策の軍が曹操軍に合流する
空腹・満腹(くうふく・まんぷく)
- 袁術が寿春城を捨て逃亡する
- 兵糧が底をつき、曹操が王垢の首を斬る
- 曹操が寿春城を落とす
- 劉表と張繍の謀を知り、曹操が許都へ戻る
- 段煨と伍習が長安の李傕と郭汜を討つ
梅酸・夏の陣(ばいさん・なつのじん)
- 曹操軍が張繍討伐へ向かう
- 馬が麦畑を害したため、曹操が髪を切る
- 曹操が渇に苦しむ兵に梅林があると励ます
- 曹操軍が張繍軍に敗れ、許都へ帰る
北客(ほっきゃく)
- 郭嘉が曹操十勝・袁紹十敗を述べる
- 公孫瓚討伐の為、袁紹が曹操に兵糧を要求
健啖天下一(けんたんてんかいち)
- 陳宮が劉備の返書を持った使者を捕らえる
- 関羽と張飛が張遼を討つか否かで口論する
- 呂布が劉備のいる小沛を攻める
- 劉備が曹操に救援を求める
- 曹操軍が小沛へ向かい、呂布軍と戦う
- 夏侯惇の左目に矢が突き刺さる
- 呂布が小沛を占領する
黒風白雨(こくふうはくう)
- 劉備が一人で逃げ落ちる
- 劉安が狼の肉といって劉備を饗する
- 劉備が曹操軍に合流する
- 曹操軍が小沛奪回へ向かう
- 呂布が陳登を連れて小沛へ軍を進める
奇計(きけい)
- 陳登の計により、呂布が小沛と徐州を失う
- 呂布が下邳へ落ちる
- 劉備が徐州に入り、関羽と張飛が合流する
臣道の巻(しんどうのまき)
煩悩攻防戦(ぼんのうこうぼうせん)
- 呂布が袁術へ使いを出す
- 呂布の使者が帰路で張飛に捕まる
- 呂布が娘を背に負い淮南へ向かう
- 関羽の隊が呂布を見つけ、呂布が駆け戻る
破瓶(はへい)
- 郭嘉の進言により曹操が下邳城を水攻め
- 呂布が下邳城中に飲酒厳禁の法令を出す
- 侯成が酒宴を開く
- 呂布が侯成に百杖の罰を与える
白門楼始末(はくもんろうしまつ)
- 侯成が赤兎馬を盗み、曹操の元へ走る
- 魏続と宋憲が呂布を縛りあげる
- 陳宮と呂布が斬られ、張遼が助命される
許田の猟(きょでんのかり)
- 劉備が景帝の第七子の子孫だと確認される
- 曹操が帝の弓矢を奪い、鹿を射る
秘勅を縫う(ひちょくをぬう)
- 伏完が帝に曹操を除ける人物に董承を推薦
- 帝が董承に玉帯を与える
油情燈心(ゆじょうとうしん)
- 董承が玉帯から血の密詔を見つける
- 董承-王子服-种輯-呉碩-馬騰-呉子蘭が血判
鶏鳴(けいめい)
- 董承が劉備に密勅を見せる
青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ(せいばい、さけをにて、えいゆうをろんず)
- 劉備が毎日、畑を耕す
- 曹操が劉備を梅園に招く
雷怯子(らいきょうし)
- 曹操と劉備が当今の英雄を語る
- 曹操が自分と劉備だけが英雄だと言う
- 劉備が雷鳴に驚き、うつ伏す
兇門脱出(きょうもんだっしゅつ)
- 袁紹が公孫瓚を滅ぼす
- 劉備が曹操の軍を借りて袁術討伐へ向かう
偽帝の末路(ぎていのまつろ)
- 袁術が河北の袁紹の元へ向かう
- 袁術軍が劉備軍に敗れ、逃げる
- 袁術が農夫に蜜水を求める
- 曹操が伝国の玉璽を得る
- 劉備が五万の兵とともに徐州に留まる
霧風(むふう)
- 曹操が徐州城代車冑に劉備を斬れと命じる
- 関羽と張飛が独断で車冑の首を獲る
一書十万兵(いっしょじゅうまんぺい)
- 劉備が徐州城に入る
- 劉備が高士鄭玄に会う
- 孫乾が鄭玄の書を持ち、袁紹の元へ向かう
- 袁紹軍が許都へ向かう
丞相旗(じょうしょうき)
- 曹操軍が袁紹を討つため、許都を出る
- 曹操別隊が丞相旗を与えられ徐州へ向かう
- 曹操が袁紹軍の内情を知り、許都へ帰る
鬮(くじ)
- 劉岱と王忠が徐州攻め先鋒をくじで決める
- 王忠が関羽に捕まり、劉備に歓待される
不戦不和(ふせんふわ)
- ある士卒が張飛に殴られ、劉岱の陣へ逃亡
- 劉岱が関羽に捕まり、劉備に歓待される
- 劉備が劉岱と王忠を解放する
- 劉備が小沛の城へ移る
奇舌学人(きぜつがくじん)
- 曹操は荊州劉表と襄城張繍に使いを出す
- 張繍のもとに曹操と袁紹の使いがくる
- 賈詡が主人張繍に曹操の方がましだと進言
- 張繍が曹操に降る
- 劉表は曹操の使いを追い返す
- 曹操が禰衡を呼び寄せる
雷鼓(らいこ)
- 禰衡が酒宴でふんどし姿で鼓を打ちはやす
- 曹操が禰衡を荊州の劉表へ向かわせる
- 禰衡と荀彧の問答
- 劉表が禰衡を江夏の黄祖の元へ送る
鸚鵡州(おうむしゅう)
- 劉表が韓嵩に許都の内情を探らせる
- 荊州へ戻った韓嵩の報告に劉表が激怒する
- 黄祖が禰衡を斬る
太医吉平(たいいきっぺい)
- 曹操が荀彧を「予の張良である」と称える
- 吉平が帝に命じられ、病中の董承を診る
- 董承と吉平が曹操を除く策を練る
美童(びどう)
- 董承が慶童と秘妾の仲を知り百打ちにする
- 慶童が曹操に董承一味の企てを話す
- 吉平が曹操に毒を盛る
- 王子服・呉子蘭・呉碩・种輯が捕まる
火か人か(ひかひとか)
- 吉平が董承の前で階の角に頭を叩きつける
- 董承一味と一家一門が斬られる
- 曹操が董承の娘である董貴妃に練帛を渡す
小児病患者(しょうにびょうかんじゃ)
- 曹操が劉備のいる徐州へ進軍する
- 使者孫乾が袁紹へ救援を求める
- 袁紹は子が病気のため、劉備の求めを断る
玄徳冀州へ奔る(げんとくきしゅうへはしる)
- 狂風が吹き、曹操軍の牙旗が折れる
- 荀彧・毛玠が夜襲の兆しありと曹操に進言
- 劉備・張飛の夜襲が失敗する
- 張飛が㟐蕩山へ、劉備が袁紹の元へ逃げる
恋の曹操(こいのそうそう)
- 陳父子が曹操を徐州の城に迎え入れる
- 張遼が関羽に降伏を説得する
- 関羽が三条件を出し、曹操が承諾する
大歩す臣道(たいほすしんどう)
- 関羽が曹操に降伏する
破衣錦心(はいきんしん)
- 曹操が関羽に錦の衣を贈る
- 帝が関羽を美髯公と呼ぶ
- 曹操が関羽に赤兎馬を贈る
- 荀彧が関羽を使わないようにと曹操に進言
白馬の野(はくばのの)
- 白馬で袁紹軍と曹操軍がぶつかる
- 袁紹軍先陣の顔良が暴れまわる
報恩一隻手(ほうおんいっせきしゅ)
- 曹操が関羽に陣へ馳せよと命じる
- 関羽が顔良を斬り下げる
黄河を渡る(こうがをわたる)
- 文醜が次の先鋒として曹操軍へ向かう
- 劉備が文醜の軍に加わる
燈花占(とうかせん)
- 関羽が寿亭侯之印を返す
- 関羽が文醜の首を獲る
- 劉備が漢寿亭侯雲長関羽の旗を見つける
風の便り(かぜのたより)
- 袁紹軍が陽武へ移り、曹操軍が都へ帰る
- 関羽が汝南平定に向かう
- 関羽が孫乾と再会する
- 関羽が汝南を治め、都へ帰る
避客牌(ひかくはい)
- 関羽が張遼に劉備の元へ向かう旨を伝える
- 袁紹の使い陳震が関羽に劉備の手紙を渡す
- 府門の柱に「謹謝訪客叩門」の札がかかる
- 関羽が甘・糜夫人を伴い曹操の元を離れる
孔明の巻(こうめいのまき)
関羽千里行(かんうせんりこう)
- 曹操と張遼が関羽を追う
- 曹操が贈る上衣を関羽が刃先に引っかける
- 胡華が関羽に息子胡班への書を渡す
五関突破(ごかんとっぱ)
- 関羽が六将を斬って五関を突破する
- 関羽と劉備の二夫人が河南の岸を離れる
のら息子(のらむすこ)
- 孫乾が関羽に合流。行く先を汝南へ変更
- 夏侯惇が現れ、関羽と闘う
- 張遼が現れ、夏侯惇を叱咤する
- 民家の息子が赤兎馬を盗もうとする
古城窟(こじょうくつ)
- 周倉が関羽の一行に加わる
- 古城に籠る張飛が関羽を襲う
- 関羽が敵の首を獲り、張飛の誤解を解く
兄弟再会(きょうだいさいかい)
- 関羽が劉備と再会する
- 関羽が関平を養子にする
- 趙雲が劉備に仕える
- 張飛が劉備と再会する
- 劉備が汝南を拠点とする
于吉仙人(うきつせんにん)
- 孫策が許貢の食客に襲われる
- 孫策が于吉の首をはねる
孫権立つ(そんけんたつ)
- 孫策が亡くなり、孫権が後を継ぐ
- 魯粛・諸葛瑾が孫権に仕える
霹靂車(へきれきしゃ)
- 官渡で袁紹と曹操が戦う
- 許攸が曹操の陣営に駆け込む
溯巻く黄河(さかまくこうが)
- 許攸が曹操に烏巣襲撃の策を進言する
- 曹操みずから兵を率い、烏巣を焼き払う
- 張郃-高覧の軍が曹操陣営を襲うが、大敗
- 郭図がこの敗戦を張郃と高覧のせいにする
- 張郃と高覧は曹操に投降する
- 荀彧の進言により、曹操軍が袁紹軍を撃退
- 曹操が内通者の手紙を発見。焼き捨てる
- 曹操は獄にいた沮授を迎える
- 沮授が逃亡を図ったため、矢で射抜かれる
十面埋伏(じゅうめんまいふく)
- 袁紹が冀州へ逃げ帰る
- 逢紀の嘘により袁紹が田豊に自刃を命じる
- 倉亭で袁紹軍が曹操軍と戦い、大敗する
- 袁紹が敗走中に命を落とす
- 袁紹の三男袁尚が政務を取り仕切る
- 曹操が汝南にいる劉備の企てを知る
泥魚(でいぎょ)
- 曹洪を黄河に残し、曹操軍が汝南へ向かう
- 穣山の麓で、劉備軍が曹操軍と戦い、敗走
- 関羽と趙雲に挟まれ、張郃が命を落とす
- 曹操軍が劉備軍を痛みつけて、許都へ帰る
- 劉表の助けを得るため孫乾が荊州へ向かう
自壊闘争(じかいとうそう)
- 荊州の劉表が劉備を迎え入れる
- 黎陽で曹操軍と袁紹の息子たちの軍が戦う
- 三男袁尚が冀州の君主になる
- 袁譚が袁尚と戦い、敗れて平原へ逃げる
- 長男袁譚が曹操に降伏する
- 曹操が冀州攻めへと向かう
邯鄲(かんたん)
- 袁尚が曹操に降伏するが、命を狙われ逃亡
- 曹操軍は審配が守る冀州の本城を落とす
野に真人あり(やにしんじんあり)
- 許攸が許褚に斬られる
- 曹洪が袁譚の首を獲る
- 楽進が郭図を射抜く
- 高幹が逃亡中、家来に刺される
遼西・遼東(りょうせい・りょうとう)
- 郭嘉が息を引き取る
- 公孫康が袁煕と袁尚の首を曹操へ送る
食客(しょっかく)
- 曹操が銅雀台を築く
- 劉備が的盧を手に入れる
- 劉備が新野に移る
- 阿斗のちの劉禅が生まれる
- 蔡瑁は、劉備が泊まる客舎を襲う
檀渓を跳ぶ(だんけいをとぶ)
- 襄陽の会での謀略から劉備が逃れる
琴を弾く高士(ことをひくこうし)
- 劉備が司馬徽と出会う
吟嘯浪士(ぎんしょうろうし)
- 劉備が単福(徐庶)を軍師として迎える
軍師の鞭(ぐんしのむち)
- 曹仁が八門金鎖の陣を敷く
- 寇封が劉備の養子となり、劉封と改名
徐庶とその母(じょしょとそのはは)
- 程昱が徐庶の母の筆跡をまねて手紙を作成
立つ鳥の声(たつとりのこえ)
- 徐庶が劉備のもとを去る
- 徐庶が劉備に諸葛亮を推薦
諸葛氏一家(しょかつしいっか)
- 劉備に出会うまでの諸葛亮の生い立ち
臥龍の岡(がりょうのおか)
- 徐庶が諸葛亮に劉備のことを頼むが失敗
- 徐庶が母の元に戻ったため、母が命を絶つ
孔明を訪う(こうめいをおとなう)
- 劉備が諸葛亮の草庵を訪ねる
雪千丈(ゆきせんじょう)
- 劉備が諸葛亮の草庵をふたたび訪ねる
立春大吉(りっしゅんだいきち)
- 劉備が三度目の訪問で諸葛亮に会う
赤壁の巻(せきへきのまき)
出廬(しゅつろ)
- 諸葛亮が劉備に天下三分の計を語る
- 諸葛亮が劉備の情熱に負け、草庵を出る
呉の情熱(ごのじょうねつ)
- 孫権は黄祖が守る江夏を攻撃
- 黄祖の部下甘寧が孫権の部下凌操を射る
- 嬀覧らの企てで孫権の弟孫翊が斬られる
- 嬀覧が孫翊の妻だった徐氏に結婚を迫る
- 徐氏が孫翊の忠臣を使い、嬀覧を斬る
鈴音(れいおん)
- 孫権の母、呉夫人が亡くなる
- 黄祖の部下甘寧が孫権に亡命
- 呉軍十万の兵が江夏へ進軍し、激突
蜂と世子(はちとせいし)
- 呉軍は黄祖が守る江夏城を落とす
臨戦第一課(りんせんだいいっか)
- 博望坡で夏侯惇の軍と劉備軍が戦う
許都と荊州(きょととけいしゅう)
- 荊州の劉表が亡くなる
- 劉琮が荊州の主になる
新野を捨てて(しんやをすてて)
- 劉備は荊州が降伏したことを知る
- 新野で曹仁・曹洪の軍と劉備軍が戦う
亡流(ぼうりゅう)
- 劉備が民とともに逃げる
- 曹操が荊州を獲る
- 劉琮と蔡夫人が斬られる
母子草(ははこぐさ)
- 張飛がひとり、長坂橋の上に立つ
- 趙雲が甘夫人・糜夫人・幼主阿斗を捜索
宝剣(ほうけん)
- 趙雲が夏侯恩を倒し、青釭の剣を得る
- 趙雲が阿斗を鎧の下に抱き、馬を走らせる
長坂橋(ちょうはんきょう)
- 趙雲が劉備に阿斗を手渡す
- 劉備が阿斗を草むらへ放り投げる
- 長坂橋で張飛が曹操軍を退却させる
一帆呉へ下る(いっぱんごへくだる)
- 劉備らが曹操軍から逃げ切る
- 諸葛亮が魯粛とともに呉へ向かう
舌戦(ぜっせん)
- 諸葛亮が呉の文官武官を論破し沈黙させる
火中の栗(かちゅうのくり)
- 諸葛亮が孫権に曹操軍の兵力を説明する
酔計二花(すいけいにか)
- 周瑜が諸葛亮に会う
- 諸葛亮は大喬・小喬を曹操に送れと献策
- 周瑜が曹操との戦いを決意する
大号令(だいごうれい)
- 孫権が曹操と戦うことを決意
殺地の客(さっちのきゃく)
- 諸葛亮が周瑜の計をかわす(聚鉄山焼払)
- 劉備が関羽を連れ、周瑜との会談へ向かう
狂瀾(きょうらん)
- 劉備が周瑜の企てから逃れる
- 魏軍と呉軍の戦いが始まる
群英の会(ぐんえいのかい)
- 蒋幹が周瑜を訪れる
- 曹操が蔡瑁と張允の首を斬る
陣中戯言なし(じんちゅうぎげんなし)
- 周瑜が諸葛亮に十万本の矢を求める
覆面の船団(ふくめんのせんだん)
- 諸葛亮が曹操軍から十数万の矢を得る
- 周瑜と諸葛亮の一計が「火」で合致する
風を呼ぶ杖(かぜをよぶつえ)
- 蔡和と蔡仲が呉軍に潜り込む
- 黄蓋が百打の刑を受ける
一竿翁(いっかんおう)
- 闞沢が黄蓋の書面を持って曹操に会う
裏の裏(うらのうら)
- 闞沢・甘寧と蔡和・蔡仲が同志となる
鳳雛・巣を出ず(ほうすう・すをいず)
- 龐統が蒋幹の手引きで呉を出て曹操に会う
- 龐統が曹操に船同士を鎖でつなぐよう進言
竹冠の友(ちくかんのとも)
- 徐庶と龐統が再会
月烏賦(つきよがらすのうた)
- 徐庶が魏の陣中を出て、許都へ帰る
鉄鎖の陣(てっさのじん)
- 曹操の大艦隊が動き出す
孔明・風を祈る(こうめい・かぜをいのる)
- 諸葛亮が東南の風を吹かせる
- 諸葛亮が呉の陣営を離れる
南風北春(なんぷうほくしゅん)
- 諸葛亮が追う呉船から逃げ切る
望蜀の巻(ぼうしょくのまき)
降参船(こうさんぶね)
- 周瑜が出撃命令を出す
- 諸葛亮が命を下すが、関羽には下さず
- 曹操が黄蓋の密書を受け取る
- 軍神へ供えるため、周瑜が蔡和を斬る
赤壁の大襲撃(せきへきのだいしゅうげき)
- 黄蓋の大船団を見て、程昱が異変に気付く
- 爆火船が次々と魏の大艦隊へ突っ込む
- 連環の計があだとなり、火の海と化す
山谷笑う(さんこくわらう)
- 次から次へと呉の大将が逃げる曹操を襲う
- 曹操が笑い趙雲、曹操が笑い張飛が現れる
- 分かれ道に出て、曹操が華容道を選ぶ
功なき関羽(こうなきかんう)
- 華容道で、関羽が曹操を見逃す
一掴三城(いっかくさんじょう)
- 諸葛亮の計により南郡・荊州・襄陽を獲る
白羽扇(びゃくうせん)
- 劉備が荊州南四郡を獲りに軍を出す
- 劉備軍が零陵を攻略
- 趙雲が桂陽を攻略
黄忠の矢(こうちゅうのや)
- 張飛が武陵を攻略
- 関羽が長沙を攻略
- 黄忠・魏延が劉備に仕える
針鼠(はりねずみ)
- 孫権が合淝の城を攻める
- 太史慈が全身に矢を浴びる
柳眉剣簪(りゅうびけんさん)
- 劉琦が亡くなり、関羽が荊州を守る
- 劉備が呉妹君との結婚のため、呉へ向かう
鴛鴦陣(えんおうじん)
- 劉備が呉妹君と結婚する
- 劉備・孫権ともに、巨岩を両断する
朝の月(あさのつき)
- 劉備と夫人が呉を脱出する
凛々細腰の剣(りんりんさいようのけん)
- 呉妹君が徐盛と丁奉、陳武と潘璋を退ける
- 諸葛亮が劉備らを迎えに来る
周瑜・気死す(しゅうゆ・きしす)
- 劉備・諸葛亮を乗せた舟は岸を離れる
- 周瑜を乗せた百艘の兵船が劉備を追う
- 劉備・諸葛亮は陸地にあがり、逃げる
- 黄州の境で関羽・黄忠・魏延があらわれ、追ってくる呉の将士を斬る
- 周瑜は上陸場所まで戻り、船に飛び乗る
- 諸葛亮は周瑜発案の劉備と呉妹の結婚の計を皮肉り、周りの兵たちが一斉に笑う
- 周瑜は激怒。船底へ倒れる
- 周瑜を乗せた船は柴桑まで帰る
- 荊州討伐を願う周瑜の書簡が孫権に届く
- 張昭は呉と劉備の連合を壊してはいけないと孫権を諫める
- 張昭の献策により、劉備を荊州の太守に封じるため、孫権は華欽を許都へ向かわせる
文武競春(ぶんぶきょうしゅん)
- 建安十五年春、鄴城の銅雀台が完成
- 曹操は武臣たちに弓の腕前を、文官たちには賦を競わせ、楽しむ
- 大宴満酔の折、曹操に知らせが届く。呉の使者華欽が天子に劉備を荊州太守にと仰いでおり、荊州九郡の大半は劉備が支配しているという
- 程昱の献策により、その日の夕方、曹操は許昌の都へ戻り、呉使華欽を都へ留め、勅使を呉へ向かわせる
荊州往来(けいしゅうおうらい)
鳳雛去る(ほうすうさる)
酔県令(すいけんれい)
馬騰と一族(ばとうといちぞく)
不倶戴天(ふぐたいてん)
- 曹操軍が呉攻めに向かう
- 魯粛の書簡を持つ使者が劉備の元へ向かう
- 諸葛亮が曹操軍を撃退すると返答する
渭水を挟んで(いすいをはさんで)
- 曹操軍と馬超軍が潼関の東で戦う
- 曹操が敗走(紅の上衣-ひげ-旗で隠す)
- 渭水を渡る曹操軍を馬超が攻めあがる
- 渭南の県令丁斐が牧場の牛馬を解き放つ
- 馬超軍が曹操本陣に夜襲を試みるが大敗
火水木金土(かすいもくきんど)
- 曹操が砦の建設を急ぐが、馬超軍が妨害
- 夢梅が氷の城を作ればよいと曹操に進言
- 馬超から和睦の申し出があり、曹操が同意
敵中作敵(てきちゅうさくてき)
- 韓遂と曹操が落ち合い、馬超が韓遂を疑う
- 韓遂が曹操に降伏する
- 馬超が韓遂の左腕を斬り落とす
- 曹操軍が馬超を生け捕れと攻め込む
兵学談義(へいがくだんぎ)
蜀人・張松(しょくじん・ちょうしょう)
孟徳新書(もうとくしんしょ)
西蜀四十一州図(せいしょくよんじゅういちしゅうず)
進軍(しんぐん)
鴻門の会に非ず(こうもんのかいにあらず)
珠(たま)
図南の巻(となんのまき)
日輪(にちりん)
- 呉妹は母公を見舞うため呉へ帰る
- 張紘の遺言により、呉は建業へ遷都。白頭城を築く
- 呂蒙の献言により、曹操の南征に備え濡須に堤を築く
- 董昭に勧められ、曹操は魏公と称し、九錫を加える
- 荀彧は曹操の横暴を諫め、自邸に籠る
- 荀彧は病を理由に曹操軍の南征参加を辞退
- 曹操から中身が空の器が荀彧に届く
- 曹操の意を理解した荀彧は毒を飲む
- 南征中の曹操軍は濡須の堤の前に陣を敷く
- 呉軍が魏の中軍を急襲。夜襲も行い、魏軍は五十里撤退
- その後、魏軍は呉軍に連戦連敗を重ねる
- 孫権が曹操へ停戦の書簡を送る
- 魏軍、呉軍ともに撤退
上・中・下(じょう・ちゅう・げ)
- 葭萌関では張魯軍と劉備軍が対峙
- 呉が曹操と戦っていることを劉備は知る
- 龐統は劉璋の腹を探るよい機会だと、呉を救援するため劉璋へ精兵と兵糧の申し入れをするように進言
- 劉備が使者を送ると、劉璋の答えは、老兵と僅かな兵糧、廃物に等しい武具馬具だった
- 劉備は激怒。龐統の献策により、劉備は劉璋へ荊州へ帰ると報告
- 反劉備派は喜んだが、張松は慌てる。あなたの兵馬を待っていると劉備へ激励の文を書く
- 張松の兄張粛が張松を訪ねて来て、劉備宛の手紙を懐へ入れる
- 成都の兵が張松を捕らえ、首を斬られる
酒中別人(しゅちゅうべつじん)
魏延と黄忠(ぎえんとこうちゅう)
- 雒城にて蜀の四将が劉備を迎え撃つ
- 魏延と黄忠が雒城攻めの先陣を争う
短髪壮士(たんぱつそうし)
落鳳坡(らくほうは)
破軍星(はぐんせい)
草を刈る(くさをかる)
金雁橋(きんがんきょう)
西涼ふたたび燃ゆ(せいりょうふたたびもゆ)
馬超と張飛(ばちょうとちょうひ)
成都陥落(せいとかんらく)
臨江亭会談(りんこうていかいだん)
冬葉啾々(とうようしゅうしゅう)
漢中併呑(かんちゅうへいどん)
剣と戟と楯(けんとほことたて)
遼来々(りょうらいらい)
鵞毛の兵(がもうのへい)
休戦(きゅうせん)
柑子と牡丹(こうじとぼたん)
- 曹操が魏王となる
- 曹丕が世継ぎとなる
- 左慈が登場
藤花の冠(とうかのかんむり)
- 左慈が暴れる
神卜(しんぼく)
- 管輅が卜う
正月十五夜(しょうがつじゅうごや)
- 耿紀・韋晃・金褘・吉邈・吉穆が謀を巡らす
御林の火(ぎょりんのひ)
- 耿紀らが許都で乱を起こす
- 漢朝の旧臣たちが紅白いずれかの旗を選ぶ
陣前公用の美酒(じんぜんこうようのびしゅ)
- 張飛と張郃が閬中の北方でぶつかる
敗将(はいしょう)
- 張飛と張郃が瓦口関で戦う
老将の功(ろうしょうのこう)
絶妙好辞(ぜつみょうこうじ)
一股傷折(いっこしょうせつ)
趙子龍(ちょうしりゅう)
次男曹彰(じなんそうしょう)
鶏肋(けいろく)
漢中王に昇る(かんちゅうおうにのぼる)
烽火台(のろしだい)
生きて出る柩(いきてでるひつぎ)
関平(かんぺい)
七軍魚鼈となる(しちぐんぎょべつとなる)
出師の巻(すいしのまき)
骨を削る(ほねをけずる)
- 華陀が関羽のひじを手術する
建業会議(けんぎょうかいぎ)
- 陸口を守る呂蒙が仮病をつかう
呂蒙と陸遜(りょもうとりくそん)
- 陸遜が陸口の守りに就く
- 荊州の烽火台が呉軍に占領される
笠(かさ)
- 呉の呂蒙が荊州の本城を獲る
荊州変貌(けいしゅうへんぼう)
- 公安の傅士仁と南郡の糜芳が呉に降伏
- 関平は荊州が呉に獲られたことを知る
鬢糸の雪(びんしのゆき)
- 関羽と関平が魏軍に敗れ、落ちていく
月落つ麦城(つきおつばくじょう)
- 関羽が麦城へ逃げ込む
- 劉封と孟達が関羽救援を拒む
蜀山遠し(しょくざんとおし)
- 関羽が馬忠に捕らえられる
草喰わぬ馬(くさくわぬうま)
- 孫権が関羽と関平の首を斬る
- 呂蒙が病没
国葬(こくそう)
- 孫権が関羽の首を曹操へ送る
- 曹操は喪に服し、関羽を手厚く供養する
成都鳴動(せいとめいどう)
- 劉備は関羽が討たれたことを知る
梨の木(なしのき)
- 曹操は華陀の手術を拒否し、獄へ放り込む
曹操死す(そうそうしす)
- 曹操が華陀を斬る
- 曹操が亡くなる
武祖(ぶそ)
- 曹丕は魏王の位に就く
七歩の詩(しちほのし)
- 曹植が七歩のうちに詩をよむ
- 曹植が魏王宮から去る
私情を斬る(しじょうをきる)
- 劉備が劉封の首を斬る
改元(かいげん)
- 夏侯惇が亡くなる
- 帝が曹丕に禅譲する
蜀また倣う(しょくまたならう)
- 劉備が蜀の皇帝となる
桃園終春(とうえんしゅうしゅん)
- 張飛の勧めにより劉備は呉討伐に向かう
- 張飛が部下の二人に首を斬られる
雁のみだれ(かりのみだれ)
- 劉備は張飛が亡くなったことを知る
- 呉討伐に向かう劉備に張苞と関興が合流
呉の外交(ごのがいこう)
- 諸葛瑾が劉備に和睦交渉を行うが失敗
- 曹丕が孫権に呉王の位を与える
この一戦(このいっせん)
- 夷陵の戦い①
- 関興・張苞 対 朱然・孫桓
冬将軍(ふゆしょうぐん)
- 夷陵の戦い②
- 黄忠が命を落とす
尉霊大望(いれいたいぼう)
- 夷陵の戦い③
- 関興が関羽の仇である潘璋を斬る
- 糜芳と傅士仁が馬忠の首を劉備に差し出す
- 程秉が范疆と張達と張飛の首を劉備へ渡す
一書生(いちしょせい)
- 夷陵の戦い④
- 陸遜が大都督となり、蜀にあたる
白帝城(はくていじょう)
- 夷陵の戦い⑤
- 劉備が呉軍の襲撃に遭い、白帝城へ逃げる
石兵八陣(せきへいはちじん)
- 夷陵の戦い⑥
- 陸遜が諸葛亮の計(石人の陣)に落ちる
孔明を呼ぶ(こうめいをよぶ)
- 劉備は白帝城を永安宮とよび、留まる
- 蜀の黄権が魏に降伏
- 魏の曹仁が呉の朱桓が守る濡須の城を攻撃
遺孤を託す(いこをたくす)
- 劉備が命を終える
- 劉禅が皇帝を継ぐ
魚紋(ぎょもん)
- 司馬懿が五路より蜀を討つ計を曹丕に説く
蜀呉修交(しょくごしゅうこう)
- 孫権は油が煮えた大釜を用意し鄧芝を呼ぶ
- 蜀呉同盟が成立
建艦総力(けんかんそうりょく)
- 魏の大艦隊が呉へ向かう
- 孫権の甥孫韶が軍法を破るが孫権が助ける
淮河の水上戦(わいがのすいじょうせん)
- 魏の曹丕と呉の徐盛が戦う
南蛮行(なんばんこう)
- 諸葛亮が益州南部へ鎮圧に向かう
- 高定が雍闓と朱褒の首を諸葛亮に献上
南方指掌図(なんぽうししょうず)
- 諸葛亮が金環結・阿会喃・董荼奴と戦う
孟獲(もうかく)
- 孟獲が生け捕られる(一回目)
輸血路(ゆけつろ)
- 馬岱が忙牙長を斬る
心縛(しんばく)
- 孟獲が生け捕られる(二回目)
孔明・三擒三放の事(こうめい・さんきん・さんほうのこと)
- 孟獲が生け捕られる(三回目)
王風羽扇(おうふううせん)
- 孟獲が生け捕られる(四回目)
毒泉(どくせん)
- 王平の軍が毒の泉に苦しむ
蛮娘の踊り(ばんじょうのおどり)
- 孟獲が生け捕られる(五回目)
女傑(じょけつ)
- 蜀軍が三江城を落とし、朶思大王を討つ
- 孟獲の妻祝融夫人が参戦する
歩く木獣(あるくもくじゅう)
- 猛獣を操る木鹿王が参戦する
- 孟獲が生け捕られる(六回目)
藤甲蛮(とうこうばん)
- 兀突骨が参戦する
戦車と地雷(せんしゃとじらい)
- 孟獲が生け捕られる(七回目)
王風万里(おうふうばんり)
- 諸葛亮の軍は帰路に就く
- 饅頭を供え物とする
鹿と魏太子(しかとぎたいし)
- 曹丕が亡くなり、曹叡があとを継ぐ
- 司馬懿が西涼州郡の守りにつく
出師の表(すいしのひょう)
- 諸葛亮が前出師の表を奉る
五丈原の巻(ごじょうげんのまき)
中原を指して(ちゅうげんをさして)
- 夏侯楙が生け捕られる
美丈夫姜維(びじょうふきょうい)
- 姜維が蜀に身を置く
祁山の野(きざんのや)
- 諸葛亮の一喝により、王朗は息絶えた
西部第二戦線(せいぶだいにせんせん)
- 蜀軍と羗軍がぶつかる
鶏家全慶(けいかぜんけい)
- 司馬懿が孟達征伐へ向かう
洛陽に生色還る(らくようにせいしょくかえる)
- 曹叡が司馬懿に前例なき特権を与える
高楼弾琴(こうろうだんきん)
- 馬謖が山上へ陣を敷く
- 高殿で諸葛亮が琴を弾く
馬謖を斬る(ばしょくをきる)
- 馬謖が極刑に処される
- 諸葛亮が丞相から右将軍へ
髪を捧ぐ(はつをささぐ)
- 曹休が周魴の計にはまる
二次出師表(にじすいしのひょう)
- 諸葛亮が第二次北伐を開始する
二度祁山に出づ(ふたたびきざんにいづ)
- 姜維の計で魏の費耀が命を落とす
食(しょく)
- 蜀軍が漢中へ撤退する
- 魏延が王双の首を獲る
総兵之印(そうへいのいん)
- 孫権がみずから皇帝と称する
- 司馬懿が大都督となる
司馬仲達計らる(しばちゅうたつはからる)
- 祁山で諸葛亮と司馬懿が戦う
天血の如し(てんちのごとし)
- 諸葛亮が丞相に再任される
- 諸葛亮が成都へ戻り、療養する