吉川英治『三国志』

序(じょ)

  • 三国志は今から約千八百年前の古典である
  • 新聞小説で長篇執筆を試みる
  • 後漢の第十二代霊帝れいていの代から武帝ぶていが呉を亡ぼす太康たいこう元年までのおよそ百十二年間にわたる治乱を書く
  • 原本には「通俗三国志」「三国志演義」等があるが、わたくし流に書く
  • 少年の頃、久保天随くぼてんずいの演義三国志を夜遅くまで読み、父に寝ろ寝ろと叱られたことが思い出される

桃園の巻(とうえんのまき)

  • 後漢の建寧けんねい元年八月から物語は始まる
  • 劉備は二十四、五歳、むしろを織り、すだれをつくり、それを売って生活している。
  • 劉備は商売の帰りに母の大好物な茶を買うため、洛陽船を待つ
  • 劉備は手持ちの金では足りず、剣の緒についている琅玕ろうかんの珠も渡して茶を買う
  • その日の夜半、黄巾賊が劉備の泊まる街を襲う
  • 劉備は街を離れ、山道まで逃げる
  • 途中、劉備は黄巾賊の別隊に捕らえられる
  • 劉備は黄巾賊とともに北へ進む

群星の巻(ぐんせいのまき)

関所で捕らえらた曹操を陳宮が助け、ともに逃げる。朝廷では董卓、その後、李傕と郭汜が支配することに。呂布と曹操が戦い、劉備が呂布を保護する。李傕と郭汜が仲違いをし、争うことになる。

草莽の巻(そうもうのまき)

臣道の巻(しんどうのまき)

孔明の巻(こうめいのまき)

赤壁の巻(せきへきのまき)

望蜀の巻(ぼうしょくのまき)

図南の巻(となんのまき)

出師の巻(すいしのまき)

五丈原の巻(ごじょうげんのまき)

篇外余録(へんがいよろく)