あらすじ
一
柴桑城街に着くと、魯粛は諸葛亮を客館へ案内し、自身は城へ登った。
府堂には文武百官が集まっており、大会議中であった。
曹操からは「降伏して共に劉備を討つか、われと戦って滅亡するか、どちらかを選べ」と回答を要求されていた。
文武百官の大半以上は曹操と戦うことに反対であった。
二
その日の会議は結論がでずに、明日に改めるとした。
つぎの日の早朝、魯粛は諸葛亮を誘いに行った。
魯粛は諸葛亮に、曹操の兵力は何も知らないと答えた方がよいと告げた。
魯粛と諸葛亮が柴桑城の一閣に入ると、文武二十余名が待ちかまえていた。
三
呉の逸材といわれる張昭が諸葛亮に論戦を挑み、沈黙した。
四
虞翻が挑み、口を閉じた。
歩隲が挑み、顔を赤らめた。
薛綜が挑み、一喝された。
五
陸績が挑み、つぎの言葉がでなかった。
厳畯が挑み、一喝された。
程秉が反論すると、諸葛亮は説明をしたあとに「呉の学問の低さに哀れみを感じるが、ご不満はあるか」と問うた。
誰も答える者がいなかった。