功なき関羽(こうなきかんう) 望蜀の巻

あらすじ

逃げる曹操らは峠を越え、華容道へ出た。

ここに兵を置かなかった周瑜と諸葛亮の愚を、曹操は笑った。

その時、関羽が現れた。

皆が恐怖するなか、程昱だけが曹操に告げた。関羽は丞相の恩を忘れていないと。

曹操は関羽の前に進み出て、訴えた。

関羽は情に負けた。そして曹操らを見逃した。

南郡城を守る曹仁が曹操を迎えに来ていた。

曹操は夢の中で郭嘉を見た。そして、郭嘉が生きていればと愚痴を口にした。

曹操は都へ帰る際に、曹仁に城を出て戦ってはならぬと命じ、万一のためにと計策を書いて渡した。

南郡城は曹仁、襄陽城は夏侯惇、合淝地方は張遼が守りについた。

一方、夏口城では、張飛、趙雲らが敵の首を引っさげ、勝利に熱狂していた。

そこへ関羽がうなだれて戻ってきた。

曹操を関羽が見逃したことを知った諸葛亮は「軍令を無視した関羽を斬れ」と激怒した。

劉備は諸葛亮の前に迫り、情けを請うた。関羽の刑罰は猶予された。

× × ×

周瑜は南郡城に迫っていた。

そこへ劉備の使いとして孫乾が戦勝の祝いを述べるために訪問した。

周瑜は、劉備と諸葛亮が油江口にいることを知った。

周瑜と魯粛は、劉備が南郡を攻める野心を感じ取り、劉備の陣へ向かう。

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