新野を捨てて(しんやをすてて) 赤壁の巻

あらすじ

曹操の軍は河南の宛城まで来ていた。

曹操は荊州からの降伏の使者宋忠と会った。

宋忠が荊州へ帰る途中、見回り中の関羽に見つかり、拉致された。

新野を守る劉備らは、荊州が降伏したことを知った。

劉備は宋忠を解放した。

入れ替わりに、荊州の幕賓、伊籍が訪ねてきた。

伊籍と諸葛亮は荊州を奪い取るよう進言。しかし劉備は同意しなかった。

そこへ曹操軍百万が博望坡まで迫っているとの報告が入った。

諸葛亮は「領主にしたがい避難せよ」と百姓商人老幼男女に布令。そして諸将に命を下した。

曹操は宛城に本軍をおき、曹仁、曹洪に許褚を加えた先鋒の軍は新野の郊外まで迫った。

曹操軍の偵察隊が戻ってきて、「わが隊を見ると、山で青い旗を振り、峰で紅の旗を振って呼応する敵がいます」と報告した。
※諸葛亮の命により、糜芳・劉封が旗の策を行っていた。

それを聞いた許褚が軍を率いて向かった。

峰の頂上で劉備と諸葛亮が酒を酌み交わしていた。

許褚の軍が山の絶壁を登りだすと、上から巨岩や大木の雨が降ってきた。

許褚は慌てて兵を退いた。

曹仁・曹洪が許褚に合流。曹仁は「前進あるのみ」と檄を飛ばした。

新野の街に突入したが、人影は見当たらない。

曹仁・曹洪らは新野で一宿する準備を始めた。

しばらくすると、新野城の西・北・南の三門が火の海となっている。
※諸葛亮の命により、趙雲が門に火を放った。

曹仁・曹洪らは炎のない東門から脱出するが、そこには趙雲が待ち構えていた。後ろへ戻ると、劉封・糜芳が前を立ちふさいでいた。

曹仁・曹洪らは白河のあたりまで逃げ去ると、上流で待機していた関羽が土嚢のダムを壊した。
※諸葛亮の命により、関羽が土嚢のダムを築き、流れをせき止めていた。

洪水のような波が曹仁・曹洪らの軍を飲み込んだ。

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