内容
楊奉（ようほう）の配下徐晃（じょこう）は、帝の車に迫る郭汜（かくし）の兵馬を蹴散らし、李傕（りかく）とその兵は逃げ走る。
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楊奉（ようほう）は帝を華陰（かいん）の寧輯（ねいしゅう）という村にある自身の陣に招く。
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翌朝。李傕（りかく）と郭汜（かくし）は協力して楊奉（ようほう）の陣を攻める。
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帝ら一行は車で乗り逃げたため、李傕（りかく）と郭汜（かくし）の兵は車を追いかける。
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李傕（りかく）と郭汜（かくし）の軍はどこまでも帝ら一行を追いかけるため、帝の車は未開の僻地へ流れていく。
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帝は詔書を発し、白波帥（はくはすい）という李楽（りがく）や韓暹（かんせん）らが親分である山賊たちを味方につけ、弘農（こうのう）へ向かう。
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帝の車を守る白波帥（はくはすい）の軍と李傕（りかく）と郭汜（かくし）の軍がぶつかる。
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帝の車は進み、黄河の断崖に来た。帝と皇后は縄で降ろされ、小舟に乗れたのは帝と皇后のほか十数人しかいない。
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帝らは対岸に着くが、車はないので徒歩で進む。のちに農家にある牛車をみつけ、帝と皇后はそれに乗る。
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夜が明けると、戦いの中ではぐれた太尉楊彪（ようひょう）と太僕（たいぼく）韓融（かんゆう）が帝ら一行と合流する。
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韓融（かんゆう）は、李傕（りかく）と郭汜（かくし）は自分を信用しているので、兵を収めるように説得するといい、ひとり道を引き返す。
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帝ら一行は安邑県（あんゆうけん）に向かい、そこに仮の皇居を構える。
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李傕（りかく）と郭汜（かくし）に兵を収めるようにと説得にでてた韓融（かんゆう）が兵をつれて帝の前に現れる。李傕（りかく）と郭汜（かくし）は兵を収めたのだ。
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ある夜。李楽（りがく）は手下をつれて村へ酒を探しに出る。帝らは李楽（りがく）を捨てて洛陽（らくよう）へ向かう。
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夜の二時ごろ。たいまつの光が帝ら一行に迫ってきたため、徐晃（じょこう）はその場に踏みとどまり、追ってきた李楽（りがく）を斬る。
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