打風乱柳(だふうらんりゅう) 桃園の巻

内容

張飛は督郵(とくゆう)がいる役所の門を打ち叩く。
しかしなかにいる督郵(とくゆう)の家来たちは門が開かないように押さえている。
張飛は力を発揮して門を押し倒したため、督郵(とくゆう)の家来たちは門の下敷きになる。

張飛は督郵(とくゆう)の家来たちを投げ飛ばしながら、役所の奥へ進んで行く。

美人に囲まれて酒をのむ督郵(とくゆう)を張飛は見つけ、捕まえて、外へ引きずり出す。

張飛は督郵(とくゆう)を柳の木に吊るし上げ、柳の枝で鞭のように打ち続ける。

百姓たちから知らせを受けた劉備と関羽が駆けつけ、張飛を叱りつけて、督郵(とくゆう)を大地へ降ろした。

劉備は胸にかけていた県尉の印綬(いんじゅ)を督郵(とくゆう)に渡し、関羽、張飛とともにこの場を去った。

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