鵞毛の兵(がもうのへい) 図南の巻

内容

魏(ぎ)軍は呉(ご)都秣陵(まつりょう)の西方にある濡須(じゅしゅ)の堤(つつみ)へ迫る。

呉軍凌統(りょうとう)は魏軍張遼(ちょうりょう)とぶつかり、大敗。

呉軍呂蒙(りょもう)は凌統を救う。

呉軍甘寧(かんねい)は兵百を連れ、魏軍陣中へ夜襲をかけて混乱させる。

夜が明けるとともに、魏軍は呉の陣を攻める。

凌統は魏軍楽進(がくしん)を相手に、五十余合戦う。

曹操の御曹司曹丕(そうひ)の放った矢は凌統の馬をあたり、凌統は落馬。

楽進は、地上に倒れている凌統に槍を向ける。

甘寧は矢を放ち、楽進は落馬。

地面に倒れている二人を、味方の軍が助け出し、陣に退く。

次の日、魏軍は水陸から呉陣を攻める。

呉軍は濡須に兵船の壁を作って対抗。

魏軍は呉軍徐盛(じょせい)の兵を包囲。

呉軍陳武(ちんぶ)が救援に向かうと、魏軍龐徳(ほうとく)が陳武を攻める。

呉の孫権(そんけん)は中軍を引いて、濡須の岸へ進軍。

魏軍張遼と徐晃(じょこう)は孫権を待ちかまえる。

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