白面郎「曹操」(はくめんろう「そうそう」) 桃園の巻

内容

曹操の生い立ちとエピソードが書かれている。

エピソード
・叔父を懲らしめるために、仮病を使う。
・治世の能臣(のうしん)、乱世の姦雄(かんゆう)と言われる。
・十常侍(じゅうじょうじ)蹇碩(けんせき)の身寄りの者でも、禁を破ったために棒で殴りつける。

・・・

王允(おういん)から七宝剣を授けられた翌日、曹操は董卓(とうたく)のもとへ向かう。

董卓(とうたく)の側には呂布(りょふ)が立っている。
董卓(とうたく)は曹操が来るのが遅いと咎めると、老馬のためだと曹操は答える。
董卓(とうたく)は呂布(りょふ)に、馬屋から一頭選んで曹操に与えろと命じる。
呂布(りょふ)は外へ出て行く。

董卓(とうたく)は肥満ゆえにくたびれて、横になった。

曹操は七宝剣を抜き、董卓(とうたく)に近づく。
そのとき、七宝剣がはなつ光が鏡にうつり、光った。

董卓(とうたく)は起き上がり、曹操を見る。

曹操は名刀を手に入れ、献上するために磨いていたと言い、董卓(とうたく)に差し出す。

呂布(りょふ)が馬を引いて戻ってきたため、曹操はその馬に乗るや、門外へ走り出る。

董卓(とうたく)は曹操の人相を描かせて諸国へ配布し、捕まえるよう命じる。

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