序(じょ)

内容

三国志は今から約千八百年前の古典である。

主要人物などには、著者吉川英治の解釈や創意を加えて書かれている。
原本にない辞句や会話なども加えている。

三国志は正史ではない。
しかし後漢(ごかん)の第十二代霊帝の代(西暦百六十八年頃)から、武帝が呉を亡ぼす太康元年までの約百十二年間の治乱が書かれている。

『通俗三国志』『三国志演義』その他数種を原本にしたが、直訳はせず、長所をとって著者は書いている。

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