虎牢関(ころうかん) 群星の巻

内容

華雄(かゆう)が討たれたことを知った董卓(とうたく)は、洛陽(らくよう)に残っていた袁隗(えんかい)の屋敷に火を放ち、命を奪う。袁隗(えんかい)は袁紹(えんしょう)の叔父である。

董卓(とうたく)は李傕(りかく)と郭汜(かくし)に五万の兵を与え、汜水関(しすいかん)の救援に向かわせ、自身は十五万の兵と呂布(りょふ)を率い、虎牢関(ころうかん)に向かい、陣を置く。

十八か国の諸侯は会議を行い、方針を決める。
・一部を汜水関(しすいかん)に残す。
・残りは虎牢関(ころうかん)に向かい、陣を置く。

呂布(りょふ)は敵陣を蹴散らし、公孫瓚(こうそんさん)の陣へ向かう。

張飛は呂布(りょふ)に挑む。

戦うほどに張飛の蛇矛が乱れてくる。

劉備と関羽が加わり、三人で呂布(りょふ)に挑む。

呂布(りょふ)の方天戟(ほうてんげき)が劉備の顔を突く瞬間、張飛と関羽が呂布の赤兎馬(せきとば)を左右から挟みぶつける。

赤兎馬(せきとば)は蹄を後ろへ退いたため、呂布は虎牢関(ころうかん)へ引き返す。

呂布(りょふ)が逃げたため、国々の諸侯は攻めに出て、呂布(りょふ)軍の兵の大半を討つ。

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