内容
諸葛亮(しょかつりょう)に解放され山城に戻った孟獲(もうかく)は、董荼奴(とうとぬ)と阿会喃(あかいなん)の首を獲れと蛮将たちに命じる。
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蛮将たちは諸葛亮の偽使者をつくって董荼奴と阿会喃を呼び出し、二人の首を斬る。
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孟獲は蜀軍馬岱(ばたい)の攻撃に向かう。
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しかしいるはずの馬岱の部隊はそこにいない。
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土地の者が、馬岱の部隊は河を渡って北岸へ退いたという。
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孟獲が本陣にもどると、弟孟優(もうゆう)が応援にきていた。
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孟優は北岸を渡り、蜀軍の陣門の前まで来て、兄孟獲に代わって降参を告げに来たと告げる。
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諸葛亮は酒宴を開き、孟優を歓待。昼に始まった酒宴は夜になっても終わらない。
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孟獲は河を越え、酒宴の明かりを目じるしに蜀陣のうしろに忍び寄り、なかに飛び込む。
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蜀陣のなかに蜀兵はなく、孟優とその手下のみが打ち倒れている。
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罠であったことに気づいた孟獲は弟孟優をかかえ、飛び出す。
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一方からは魏延(ぎえん)が、一方からは趙雲(ちょううん)が孟獲に迫る。
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孟獲は逃げるのに必死なため、いつの間にか抱えていた弟孟優を投げ捨てていた。
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岸にあった一艘の蛮船に飛び乗り、「すぐに河を渡れ」と孟獲は命じる。
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孟獲は縄で縛られて、諸葛亮の前にいた。孟獲が飛び乗った蛮船には、馬岱の兵が忍んでいたのである。
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諸葛亮に命乞いをし、孟獲は再戦を願う。
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「弟はどうした」諸葛亮が問うと、「生死もわからぬ」と孟獲は答える。
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帳(とばり)の奥から弟孟優が姿を見せる。
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諸葛亮は、孟獲・孟優・捕虜としていた蛮兵を解放。
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孟獲は弟孟優とともに、蛮地の南へ走り逃げる。
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