内容
国王孟獲(もうかく)は、部下の三大将が諸葛亮(しょかつりょう)に敗れたと聞き、軍隊を率いて諸葛亮の軍に向かう。そして蜀軍の先陣王平(おうへい)とぶつかる。
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孟獲は部下の忙牙長(ぼうがちょう)へ、あごで指示。
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大きな角を振り立てる水牛に乗る忙牙長は、蜀軍へ突っ込む。
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忙牙長は王平と刃を合わせるが、王平の剣技のすごさに逃げ出す。
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見ていた孟獲は王平へ飛びかかっていったので、王平は逃げ出す。
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孟獲は王平を追いかけるが、それは蜀の策であった。
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諸葛亮の前に、いまにも飛びかかりそうな勢いの孟獲が革紐で縛られている。
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「なぜわが軍に生け捕られたのか」諸葛亮は言う。
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「道が狭くて思うままに俺の力が出せなかったからだ。今度戦うときは、お前に負ける孟獲ではない」孟獲は返す。
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諸葛亮は笑って孟獲の革紐を解くよう命じ、孟獲に酒を与え、営門の裏から放した。
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