洛陽落日賦(らくようらくじつふ) 群星の巻

内容

十八か国の諸侯は呂布軍に大勝し、ひとまず各々の陣へ戻る。

孫堅(そんけん)は袁術(えんじゅつ)の陣を訪ね、汜水関(しすいかん)の攻撃の際に兵糧を送らなかったことを問い詰める。

袁術(えんじゅつ)は兵糧止めを進言した武将の首をはね、ひたすら謝ったため、孫堅(そんけん)は苦笑いし、自陣に戻る。

董卓は遷都することを決め、長安へ向かう。

呂布(りょふ)は虎牢関(ころうかん)でしんがりを守る軍に、関門を放棄して長安へ退けと使いをやり、自らも長安へ向かう。

十八か国の諸侯は、汜水関(しすいかん)と虎牢関(ころうかん)の動きを知り、攻め込む。

関頭に立つと洛陽(らくよう)が燃えているのが見え、十八か国の諸侯は洛陽(らくよう)へ急ぐ。

袁紹(えんしょう)は長安へ向かう董卓(とうたく)追撃の命令を出さないため、曹操は董卓(とうたく)を追う。

董卓(とうたく)は滎陽(けいよう)まで来た。

滎陽(けいよう)太守徐栄(じょえい)は董卓(とうたく)のために道を開け、追手が来るのを待っている。

曹操軍が追って来たと知った李儒(りじゅ)は董卓(とうたく)を先に行かせ、自らは留まる。そこに呂布(りょふ)も合流する。

曹操軍が山谷に入ると、李儒(りじゅ)が率いる伏兵が四方から大石を落とし、無数の矢を放つ。

呂布(りょふ)は兵に囲まれている曹操を小高い所から眺めている。

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