内容
呂布（りょふ）は董卓（とうたく）の閣へ向かう。お昼になろうとしているが、董卓（とうたく）はまだ眠っている。
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正午ごろとなり、後堂の窓があく。
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呂布（りょふ）は後堂へ入って行き、奥を伺うと、鏡に向かう貂蝉がいた。
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これ以降の呂布（りょふ）は、夜は酒に酔い、昼は騒ぎ、ののしるようになり、相府へも行かなくなる。
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一か月余りが過ぎ、董卓（とうたく）が病床にあると聞いた呂布（りょふ）は相府へ向かう。
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董卓（とうたく）の眠る横で、呂布（りょふ）は貂蝉をうしろから抱きしめようとするとき、剣が屏風の角に引っかかる。
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病床の董卓（とうたく）は呂布（りょふ）を大喝してののしり、自邸での謹慎を命じる。
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呂布（りょふ）も怒って外へ出る。
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配下の李儒（りじゅ）に説かれ、翌日、董卓（とうたく）は呂布（りょふ）を呼んで詫び、金銀を与える。
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呂布（りょふ）は董卓（とうたく）に感謝の意をあらわし、無口に退出した。
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