内容
董承(とうじょう)は急いで自邸へ帰り、玉帯(ぎょくたい)をあらためるが、なにもなかった。
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四、五日のあと。董承(とうじょう)が居眠りをしているときに、玉帯(ぎょくたい)のうえに、あかりの火種がおちて焦がしてしまい、親指くらいの穴があく。
焦げた穴から何かが見える。
小刀で取り出すと、血で書かれた詔詞(みことのり)が出てくる。
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董承(とうじょう)は、自邸に訪れていた親友の王子服(おうじふく)に詔詞(みことのり)を見せ、打倒曹操を誓う。
一枚の絹に、董承(とうじょう)が義文を書き、二人は署名と血判をする。
夜も暮れたので、王子服(おうじふく)は董承(とうじょう)の邸に泊まる。
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次の日。呉碩(ごせき)と种輯(ちゅうしゅう)が、
そのあとに西涼(せいりょう)太守(たいしゅ)の馬騰(ばとう)が董承(とうじょう)邸を訪ねる。
訪ねた三人はともに、許田(きょでん)の狩りでの曹操の態度を理由に、曹操を除かねばならないと考えている。
董承(とうじょう)は詔詞(みことのり)を見せ、三人は義文の書に署名と血判をする。
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王子服(おうじふく)は、ほかに呉子蘭(ごしらん)を推薦し、呼び寄せる
呉子蘭(ごしらん)は一員に加わわったため、同士は六人となる。
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董承(とうじょう)は官員録をとりよせ、同士を探す。
馬騰(ばとう)は「ここにひとりいる」と叫ぶ。
見ると、劉備である。
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この日。六人の同士は別れ、良い機会を待つことにする。
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