梅酸・夏の陣(ばいさん・なつのじん) 草莽の巻

内容

建安三年四月。曹操軍は許都(きょと)から張繍(ちょうしゅう)のいる宛城(えんじょう)へ向かう。
行軍中のエピソード
・曹操の馬が暴れて麦畑に入る。曹操は軍令を破ったとして自分の髪を切る。
・のどの渇きに苦しむ兵たちに「この山を越えると梅の林がある。梅の実を食え」と曹操は叫び、喉の渇きを忘れさせる。

張繍(ちょうしゅう)は荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)へ援助を求めるため、早馬を送る。

曹操軍は宛城(えんじょう)を包囲し、西門を三日三晩攻め続ける。

張繍(ちょうしゅう)配下の賈詡(かく)は曹操の戦い方をみて、ある策を提案する。

結果、張繍(ちょうしゅう)軍が大勝する。

曹操軍に「荊州(けいしゅう)の劉表(りゅうひょう)が許都(きょと)を攻める準備をしている」との知らせが入る。
曹操は許都へ急いで向かう。

日没ごろ。曹操軍は安象(あんしょう)の境に着くと、劉表(りゅうひょう)と張繍(ちょうしゅう)の連合軍が難所をふさいでいる。
曹操軍はある策を講じ、連合軍を油断させる。
結果、曹操軍が大勝する。

逃げる連合軍を追撃しようとするとき「袁紹(えんしょう)が許都(きょと)を狙う動きあり」との知らせが曹操に入る。
曹操軍は許都(きょと)へ急いで戻る。

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