祁山の野(きざんのや) 五丈原の巻

内容

魏(ぎ)軍は曹真(そうしん)を大都督、王朗(おうろう)を軍師にして、二十万騎の軍勢は長安を出る。

蜀軍と魏軍は祁山(きざん)の前で向かい合うように陣を張る。

鼓が三回鳴り、四輪車に乗った諸葛亮と、馬に乗った王朗が歩みでる。

王朗は諸葛亮に大論戦を挑むと、諸葛亮は王朗のいやしさを一喝。

馬の上から崩れ落ちた王朗は、そのまま息絶える。

蜀軍、魏軍ともに陣営に戻り、次の作戦に移る。

魏軍の作戦は、蜀軍が夜襲をしかけてくるその隙に蜀の陣営を叩くというもの。

蜀軍の作戦は、魏軍の想定どおりに夜襲を行って油断させ、魏軍を叩くというものであった。

結果、魏の敗北となり、大都督曹真は、遠く退く。

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