吉川三国志

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避客牌(ひかくはい) 臣道の巻

内容劉備が袁紹(えんしょう)のもとにいることが、曹操の耳にも入った。↓数日後。曹操配下の張遼(ちょうりょう)は関羽を訪ね、関羽の本心を探り、曹操のもとに戻った。↓「関羽は都を去って劉備のもとへ行く決心です」張遼は曹操に報告した。曹操は関羽を...
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風の便り(かぜのたより) 臣道の巻

内容春となった。袁紹(えんしょう)軍は陽武(ようぶ)の要害へ陣を移した。曹操はひとまず都へ戻り、酒宴を催した。↓酒宴の最中、曹操のもとに汝南(じょなん)から早馬が来た。黄巾の残党である劉辟(りゅうへき)と龔都(きょうと)が汝南で暴れており、...
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燈花占(とうかせん) 臣道の巻

内容曹操は印を作り、張遼(ちょうりょう)に関羽へ届けるよう命じた。関羽は寿亭侯之印(じゅていこうのいん)とある印文を見て、張遼に返した。↓曹操は張遼からの報告を聞き、考え込んだあとに言った。「印文を見ないで返したか、印文を見てから返したか」...
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黄河を渡る(こうがをわたる) 臣道の巻

内容顔良(がんりょう)が討たれた。「顔良を斬れるのは劉備の義弟関羽しかいません」袁紹(えんしょう)配下の沮授(そじゅ)が言った。「赤面で、ひげが見事であり、大薙刀(おおなぎなた)を持っていました。その者は関羽と名乗っていました」前線から敗走...
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報恩一隻手(ほうおんいっせきしゅ) 臣道の巻

内容曹操軍魏続(ぎぞく)は袁紹軍顔良(がんりょう)へ挑み、七、八回矛を合わせのち、斬り倒された。↓顔良ひとりのために、曹操軍の右翼は壊滅。中軍にまで被害が及んできた。↓曹操軍徐晃(じょこう)が出て行った。徐晃と顔良は七十回も矛と斧を合わせて...
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白馬の野(はくばのの) 臣道の巻

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});あらすじ袁紹(えんしょう)は劉備に相談があると言った。「曹操を攻めようと考えるが、配下の田豊(でんほう)が二、三年待てと言う。劉備殿ならどう...
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破衣錦心(はいきんしん) 臣道の巻

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});出来事曹操が関羽に錦の衣を贈る帝が関羽のひげを見て「美髯公」と言われる曹操が関羽に赤兎馬を贈る張遼が関羽の本心を探る荀彧が関羽を使わないよう...
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大歩す臣道(たいほすしんどう) 臣道の巻

内容張遼(ちょうりょう)はふたたび関羽のいる場所へ登って来て、言った。「三つの条件を丞相(曹操)は受け入れられた。ともに山を降りよう」「二夫人のお考えを聞かなければならない。麓にいる軍を三十里外に退かせてほしい」関羽は言った。曹操軍は囲みを...
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恋の曹操(こいのそうそう) 臣道の巻

内容徐州(じょしゅう)には、劉備の配下簡雍(かんよう)と糜竺(びじく)が守っていたが、曹操軍が迫ると城を捨ててどこかへ逃げてしまった。陳珪(ちんけい)、陳登(ちんとう)父子は城門を開き、曹操軍を迎え入れた。↓曹操は陳登(ちんとう)に下邳(か...
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玄徳冀州へ奔る(げんとくきしゅうへはしる) 臣道の巻

内容「曹操が攻めてくる」劉備は対策に迫られていた。張飛は劉備に言った。「奇襲を行って曹操軍の先鋒に大打撃を与え、下邳城(かひじょう)にいる関羽と協力して攻めればよい」劉備は張飛の策を実行することにした。↓曹操軍二十万は、小沛(しょうはい)の...
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小児病患者(しょうにびょうかんじゃ) 臣道の巻

内容董承(とうじょう)の義盟に連判した西涼(せいりょう)の馬騰(ばとう)と徐州(じょしゅう)の劉備について、曹操は郭嘉(かくか)に問うた。「一気に劉備を攻め滅ぼすことです」郭嘉(かくか)は言った。曹操は兵二十万をととのえ、徐州(じょしゅう)...
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火か人か(ひかひとか) 臣道の巻

内容「なぜ酒宴に参加しなかったのか」曹操は董承(とうじょう)に問いただした。「持病のため、不本意ながら」「そなたの持病は吉平(きっぺい)に毒を盛らせたら治るものであろう」↓曹操は吉平(きっぺい)を董承(とうじょう)の前に置いた。「王子服(お...
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美童(びどう) 臣道の巻

内容董承(とうじょう)の体調は回復した。正月十五日の夜に、吉平(きっぺい)の策を聞いたからである。↓ある日の夜。董承(とうじょう)は後苑へ出て、梅樹の林を散歩していた。梅樹の林で、董承(とうじょう)の側室と召使いの慶童子(けいどうじ)が密会...
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太医吉平(たいいきっぺい) 臣道の巻

内容曹操の使者禰衡(ねいこう)が劉表(りゅうひょう)の配下に斬られ、曹操は劉表(りゅうひょう)を攻める口実を得た。曹操は意見を求めた。諸将は劉表(りゅうひょう)との戦に賛成した。荀彧(じゅんいく)は反対した。「袁紹(えんしょう)との戦も終わ...
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鸚鵡州(おうむしゅう) 臣道の巻

内容禰衡(ねいこう)が江夏(こうか)へ行っている間に、袁紹(えんしょう)が劉表(りゅうひょう)に友好を求めてきた。劉表(りゅうひょう)は配下の韓嵩(かんすう)に意見を求めた。韓嵩(かんすう)は「天下を望むのなら曹操に従うべきだ」と言った。↓...
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雷鼓(らいこ) 臣道の巻

内容建安(けんあん)四年八月。酒宴が開かれた。禰衡(ねいこう)は鼓を打ち、禰衡(ねいこう)の音に諸大将は聞きほれた。しかし舞曲が終わると、汚れた衣服をまとっている禰衡(ねいこう)の無礼さをしかった。禰衡(ねいこう)は真っ裸になって赤いふんど...
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奇舌学人(きぜつがくじん) 臣道の巻

内容劉岱(りゅうたい)と王忠(おうちゅう)は許都(きょと)へ戻ると、すぐに曹操に会って言った。「劉備はなんの野心もありません。丞相(じょうしょう)に服従しております」曹操は激怒し、極刑を命じた。そばにいた孔融(こうゆう)が諫めたため、極刑を...
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不戦不和(ふせんふわ) 臣道の巻

内容劉岱(りゅうたい)は張飛が攻めてきたと知り、砦の門を固く閉じた。↓張飛は夜討つに策を変え、昼のうちから兵に酒を振る舞い、自身もしたたかに飲んだ。しばらくすると、何が気に入らなかったのか、張飛はひとりの兵をさんざんに殴ったあげく、大木の上...
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鬮(くじ) 臣道の巻

内容許都(きょと)に帰った曹操は、徐州(じょしゅう)の戦況を尋ねた。「まだ一回の攻撃もしておりません」曹操は呆れ返った。すぐに軍使を送り、徐州を攻めるよう命じた。↓徐州(じょしゅう)攻めの陣営では、劉岱(りゅうたい)と王忠(おうちゅう)が揉...
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丞相旗(じょうしょうき) 臣道の巻

内容袁紹(えんしょう)軍が黎陽(れいよう)まで進出してきたという知らせが許都(きょと)に入る。↓その日。曹操は諸将を集め、意見を求めた。「袁紹(えんしょう)を打ち破るべき」荀彧(じゅんいく)は言った。「否」孔融(こうゆう)は言った。「袁紹(...