吉川三国志

吉川三国志

輸血路(ゆけつろ) 出師の巻

内容蜀(しょく)に捕らわれていたはずの孟獲(もうかく)が戻ってきたので、南蛮兵は驚く。↓孟獲が脱出したときの嘘話に、部下は疑う様子もない。↓しかし先に諸葛亮(しょかつりょう)に解放された阿会喃(あかいなん)と董荼奴(とうとぬ)は孟獲の話しを...
吉川三国志

孟獲(もうかく) 出師の巻

内容国王孟獲(もうかく)は、部下の三大将が諸葛亮(しょかつりょう)に敗れたと聞き、軍隊を率いて諸葛亮の軍に向かう。そして蜀軍の先陣王平(おうへい)とぶつかる。↓孟獲は部下の忙牙長(ぼうがちょう)へ、あごで指示。↓大きな角を振り立てる水牛に乗...
吉川三国志

南方指掌図(なんぽうししょうず) 出師の巻

内容蜀(しょく)軍の益州(えきしゅう)平定によって、永昌(えいしょう)郡の太守王伉(おうこう)を攻めていた反蜀の勢力は解けた。↓王伉は城門をひらき、諸葛亮(しょかつりょう)の軍を迎え入れる。↓王伉の家臣である呂凱(りょがい)が城を守った一番...
吉川三国志

南蛮行(なんばんこう) 出師の巻

内容魏(ぎ)王曹丕(そうひ)は淮河(わいが)から逃げ帰る。魏の損害は赤壁の大敗にも劣らぬものである。呉(ご)の大勝である。↓都督(ととく)徐盛(じょせい)は孫権(そんけん)の甥孫韶(そんしょう)を軍功第一と上表。↓しかし孫権は「魏を油断させ...
吉川三国志

淮河の水上戦(わいがのすいじょうせん) 出師の巻

内容呉(ご)王孫権(そんけん)は、都督(ととく)徐盛(じょせい)に孫韶(そんしょう)の命乞いをする。↓君主に言われれば拒否できるはずもなく、徐盛は死罪を取り消す。↓しかし孫韶は自分の意見を変えないと主張するため、孫権は呆れてしまい、宮門へ帰...
吉川三国志

建艦総力(けんかんそうりょく) 出師の巻

内容呉(ご)と蜀(しょく)が同盟を結んだことを魏(ぎ)の曹丕(そうひ)は知り、激怒。↓魏の黄初(こうしょ)五年秋八月、魏の大艦隊は呉へ向かう。↓呉の孫権は、徐盛(じょせい)を都督(ととく)に任命し、魏の大艦隊にあたらせる。↓徐盛は魏軍の上陸...
吉川三国志

蜀呉修交(しょくごしゅうこう) 出師の巻

内容呉(ご)は魏(ぎ)と蜀(しょく)の戦況を伺っている。↓蜀を四方面から攻めるという魏の作戦は失敗に終わったとの知らせが呉に届く。↓鄧芝(とうし)という蜀の使者が孫権を訪ねる。↓孫権は殿前の庭に大釜を用意し、そこに油を入れて煮え立たせたあと...
吉川三国志

魚紋(ぎょもん) 出師の巻

内容劉備(りゅうび)が亡くなったことを知った魏(ぎ)帝曹丕(そうひ)は歓喜し、「この機会に大軍を送れば、蜀(しょく)を落とすことができるのではないか」と群臣に意見を求める。↓賈詡(かく)は反対し、馬懿(そばい)は賛成する。↓司馬懿は、五路よ...
吉川三国志

遺孤を託す(いこをたくす) 出師の巻

内容永安宮(えいあんきゅう)にいる蜀(しょく)帝劉備(りゅうび)は、日々、呉(ご)に敗れたこと深く恥じ、病は重くなっていった。↓急使は成都(せいと)へ走り、諸葛亮(しょかつりょう)へ伝える。↓太子劉禅(りゅうぜん)を都にのこし、諸葛亮は劉永...
吉川三国志

孔明を呼ぶ(こうめいをよぶ) 出師の巻

内容「白帝城(はくていじょう)へ近づきながら、どうして退くのですか」呉(ご)の大将は陸遜(りくそん)に尋ねる。↓「数日のうちにわかるよ」陸遜は答える。↓二日後、陸遜のもとに知らせが入る。魏(ぎ)の大軍が三つに分かれて、攻めてきているというの...
吉川三国志

石兵八陣(せきへいはちじん) 出師の巻

内容火責めにあった蜀(しょく)軍は総崩れとなり、七百余里の陣線は途切れ、各陣営部隊は個々に呉(ご)軍と戦うしかなかった。↓その結果、傅彤(ふとう)・程畿(ていき)・張南(ちょうなん)・、趙融(ちょうゆう)・南蛮から援軍に参加していた沙摩柯(...
吉川三国志

白帝城(はくていじょう) 出師の巻

内容蜀(しょく)軍は呉(ご)軍陣営前の広野に陣を置くが、呉軍はまったく動かない。↓しびれを切らした劉備(りゅうび)は挑発を繰り返すが、呉軍は動かない。↓蜀軍陣営は木の陰もない広野にあるため、昼は炎暑にあい、水は遠くにしかなく、病人が続出。↓...
吉川三国志

一書生(いちしょせい) 出師の巻

内容蜀(しょく)との和平交渉に失敗した呉(ご)の使者程秉(ていへい)は急いで呉国へ帰る。↓建業(けんぎょう)城で大会議が開かれるが、蜀を恐れて誰も声を発しない。↓闞沢(かんたく)は、蜀を破るには荊州(けいしゅう)にいる陸遜(りくそん)が適任...
吉川三国志

尉霊大望(いれいたいぼう) 出師の巻

内容激戦の中、関興(かんこう)は父関羽(かんう)を斬った潘璋(はんしょう)を見つけ、山の中まで追っていく。↓しかし、潘璋を見失ってしまい、関興は道に迷って闇夜の山中をさまよう。↓一軒の山家から灯がもれていたので、一飯一宿の恩を乞うと関興は驚...
吉川三国志

冬将軍(ふゆしょうぐん) 出師の巻

内容呉(ご)軍に対して連戦連勝の蜀(しょく)軍は、巫峡(ふきょう)・建平(けんぺい)・夷陵(いりょう)まで攻め進む。↓章武(しょうぶ)二年正月の朝を迎え、劉備(りゅうび)は賀春の酒を近臣に与える。↓劉備は少し酒に酔ったのか、近臣たちに「自身...
吉川三国志

この一戦(このいっせん) 出師の巻

内容蜀(しょく)の大軍であるが、水路の軍船は巫口(ふこう)まで、陸路の軍は秭帰(しき)まで進出。↓呉(ご)の孫権(そんけん)は大勝負を覚悟。↓呉軍五万は宜都(ぎと)へ急ぎ、朱然(しゅうぜん)は右都督、孫権の甥である孫桓(そんかん)は左都督と...
吉川三国志

呉の外交(ごのがいこう) 出師の巻

内容張飛(ちょうひ)の首をとった范疆(はんきょう)・張達(ちょうたつ)のふたりは、呉(ご)の都建業(けんぎょう)に逃げ、張飛の首を孫権(そんけん)に献じて忠節を誓い、そして、蜀(しょく)軍七十余万の兵が呉に向かっていることを告げる。↓孫権は...
吉川三国志

雁のみだれ(かりのみだれ) 出師の巻

内容呉(ご)を討つため、劉備(りゅうび)は七十五万の軍を率い、成都(せいと)を離れて行軍をつづけている。↓張飛(ちょうひ)の部下呉班(ごはん)が劉備の陣にやってきて、一通の書を差し出す。↓劉備は一読すると、真っ青になり、額から冷や汗を流す。...
吉川三国志

桃園終春(とうえんしゅうしゅん) 出師の巻

内容張飛(ちょうひ)は勅使が帰ると、すぐそのあと追うように成都(せいと)へ向かう。↓成都では、諸葛亮(しょかつりょう)をはじめとする文武百官が反対のため、劉備は呉への出兵を延期。↓そんなときに、張飛が成都に現れる。↓張飛は劉備の足にすがりつ...
吉川三国志

蜀また倣う(しょくまたならう) 出師の巻

内容曹丕(そうひ)が大魏(たいぎ)皇帝の位についたと聞いた劉備(りゅうび)は悲嘆に暮れ、その翌年、献帝(けんてい)が崩御されたと聞くと、喪に籠った。この頃、劉備(りゅうび)六十一歳、諸葛亮(しょかつりょう)四十一歳であった。↓襄陽(じょうよ...